第7戦 オートポリス
2014/12/24
Epson NSX CONCEPT-GTが、3列目スタートとなる予選5番手を獲得
微妙な路面コンディションの中で、決勝は10位でフィニッシュ!
これまでオートポリスのSUPER GTは夏場に開催されてきたが、今シーズンはスケジュールの変更により、シーズン終盤の開催となり、秋が深まる中での戦いとなった。
通常どおり走行は土曜日から開始され、まずは1時間45分間の公式練習が行われた。最初に「Epson NSX CONCEPT-GT」のステアリングを握ったのは中嶋だったが、なんと開始早々に第1ヘアピンでコースアウト。即座に赤旗が出されて、計測は中断される。マシンの修復に約1時間を要したものの、セッション後半に再びコースへ戻った。チームはセットアップを進め、ピットインを繰り返しながら12周を走り、バゲットが1分34秒14で9番手につけることとなった。
午後には公式予選が行われ、Q1を担当したバゲットが7番手タイムとなる1分33秒937をマークしてQ2進出を決め、続いてアタックした中嶋も攻めの走りで1分33秒644という好タイムを記録して、3列目からのスタートとなる5番手というポジションを獲得する。
「公式練習ではクルマを壊して、チームに迷惑をかけてしまいましたが、なんとか挽回してメカニックのみんなの頑張りに報いられて良かったです。正直なところ、5番手というのは想定以上の結果でした」と中嶋。
翌日曜日には朝から曇りとなり、気温も下がったため、肌寒い気候の中で30分間のフリー走行が行われた。土曜日に比べると、路面温度もかなり下がっていたものの、決勝レースに向けて走り込みを行った。決勝スタート時のサーキット上空は厚い雲に覆われ、いつ雨が降り始めてもおかしくない状況にまでなっていた。
スタート担当のバゲットはオープニングラップでふたつ順位を落とすも、その後はしっかりとポジションをキープ。だが、雨がついに降り始めるとペースが鈍って、11番手にまでポジションを落とす。そこで予定を少し早めて32周目に中嶋とバトンタッチ。