第6戦 8月19日(日) 鈴鹿サーキット
レースまでの流れはそんなに悪くはなくて、基本的には去年の鈴鹿1000km(予選14位、決勝3位)と同じ4ストップでレースシミュレーションをしていました。練習走行の金曜日から、4ストップに合わせたタイヤ選択をして、体力的な面を考えてドライバーを3人にして、その3人が同じようなラップタイムで走れるようなクルマ造りを目指しました。マシンは順調に仕上がって、それなりのレベルには行けたと思います。予選の段階でラップタイムによって4ストップのチームと5ストップのチームの判断はできます。5ストップのチームは柔らかめのタイヤを選択するので、予選では前の方に行くのはわかっていました。ウチは4ストップなのでハードタイヤでしたが、とにかく少しでも上を目指しました。
レースにあたっては、タイヤのライフ的にも、燃費的にも、ドライバーの体力的にも、まったく問題はなくて、4ストップ作戦で確実な走りをすることで上位進出を狙ってスタートしたんだけど、鈴鹿1kmで終わっちゃいましたね。あれは接触の衝撃によって駆動系がバキンと壊れて、そのままスピンして止まってしまったんだ。万事休すだよね。体制的には万全だったのですが、残念な結果に終わりました。あれだけ荒れたレースだと、ウチらにとっては得意分野なので、走り切れていれば結構上の方に行けたんじゃないかな。次のもてぎは、タイヤの相性もいいし、得意とするコースの1つなので、表彰台を狙っていきますよ。