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第9戦 11月4日(日) 富士スピードウェイ


今回は得意とする富士、しかもGT100戦目で最終戦でもあり、今季を締めくくるレースをしたいと思って全力で臨んだけど、予想以上に厳しい戦いとなってしまった。5月のレース、9月のテスト、そして今回の走り始めと、それぞれコンディションが大きく違っていて、うまくデータを生かすことができず、さらに路面温度が予想より低くなってしまい、そのコンディション変化にセッティングを合わせ切れなかったというのが正直なところでしょう。もっとも、ウチらだけでなく、トヨタ勢は全般的にセッティングに苦労していたようだね。でも、マシンバランスがよくてタイヤにもやさしいNSX勢は、今回も好調でしたね。その中でも、EPSON NSXが優勝したのは、やはりダンロップの実力の高さの証でもあるよね。
レースになっても、セッティングが完全ではなく、ペースを上げることができないままでの走行となってしまった。ダンブレックに交代した後半には、左リヤタイヤがスローパンクチャーを起こし、ピットインを余儀なくされて、さらに順位を落としてしまったんだ。
今年を振り返れば、とても厳しいシーズンとなってしまった。ダンロップの開発陣と一緒にレースを全力で戦ってきたわけだけど、彼らとのタイヤ開発の成果を十分に発揮することができずに申し訳なかった。優勝というひとつの目標も達成できずに残念。今年1年、応援ありがとう。現時点では来年の体勢は決まっていないが、これからも応援よろしく!
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Motorcycle
ニュルブルクリンク2014