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No.46宝山Z
今回、ダンロップ勢で唯一となるスーパーラップ進出を果たしたのは、佐々木孝太選手と横溝直輝選手がドライブするカーナンバー46の宝山 DUNLOP Z。MR-Sで2005年チャンピオンに輝いている実力派の佐々木選手が、スーパーラップでも果敢にアタック。シケインで勢い余ってミスしたが、予選クラス4位を獲得。脇阪薫一選手と密山祥吾選手のカーナンバー47の宝山 DUNLOP Zは、予選クラス13位につけた。
そして注目を集めたのは、3年連続チャンピオンを獲得した山野哲也選手が、今季、新たにドライブするクスコ DUNLOP スバルインプレッサ。まだ、セッティングを煮詰めている段階のために予選クラス17位。LEYJUN DUNLOP MT900は、予選クラス23位からのスタートだ。
No.47宝山Z
決勝当日、フリー走行では、佐々木孝太選手はクラス6番手と順調な仕上がりを見せた。
決勝レースは、予選3位のマシンがローリングラップでスピンをしたために、佐々木選手の宝山 DUNLOP Zはクラス3番手のポジションから順調に周回を重ねていった。だが、レース終盤の5番手走行中、佐々木選手から横溝直輝選手に交代した宝山 DUNLOP Zにも、Epson NSXと同じタイミングでピット作業違反のドライブスルーペナルティが科された。こちらは接戦だったために、カーナンバー46の宝山 DUNLOP Zはクラス13位でレースを終えることとなった。
クスコ インプレッサ
カーナンバー47の宝山 DUNLOP Zは、コースアウトなどもあり、クラス17位でゴール。 予選クラス17位のクスコ DUNLOP スバルインプレッサは、山野選手がスタートドライバーを担当。順調に周回を重ねて23周目にルーティーンのピットイン作業をこなして青木選手にチェンジ。だが、給油装置のトラブルのために規定量が補給されておらず、40周目に給油のために再びピットイン。再度コースインしたがマシントラブルのためにコースサイドでマシンを止めてしまった。だが、規定周回数をクリアしていたため、クラス21位完走となった。
LEYJUN MT900
予選23位から着々と周回を重ねたLEYJUN DUNLOP MT900は、23周でリタイアに終わった。