第4戦 6月28日(日) 岡山国際サーキット
野村謙がランキング首位を守る!

エース野村謙の走り

日比野哲也が優勝で野村謙が3位と、ダンロップ勢が揃って輝かしい成績を収めたD1グランプリ第3戦。第4戦は一夜が明けた6月28日、同じく岡山国際サーキットで開催された。なお予選は前日で終了しており、箕輪慎治が1回戦への進出を決めている。しかしトラブルから復活した古口美範、小畑仁宏・林渡・猪瀬徹は予選を通過できなかった。

箕輪慎治選手

 1回戦にまず登場したのは、予選から勝ち上がった箕輪だ。1本目はドリフトが戻ってコースアウト、2本目も振り出しで大きなミスがあり、惜しくも1回戦で姿を消すことになった。続いては昨日、念願の初優勝を決めた日比野。1本目は99.45で暫定トップに立ち、2本目はさらに勢いある飛び込みを披露して99.85を獲得する。野村は1本目を確実な走りでまとめ、2本目も流れるような美しいドリフトを決めた。順位は日比野が2位で野村が6位。追走トーナメントでも最高の走り、そして連続優勝を期待したい!

野村謙vs黒井敦史

 ベスト16、ダンロップ勢の戦いは野村vs黒井敦史で幕を開ける。1本目は黒井の強烈な食い込みでアドバンテージを奪われ、2本目は野村のドリフトが1コーナーで一瞬だけ戻ってしまい、ベスト8進出は果たせなかった。また福田浩司と対戦した日比野は、1本目に両者とも勢い余ってコースアウト。だが飛び出すまでのミスは日比野のほうが少ないと判断され、福田は2本目もコースアウトで自滅したため、あっけなく勝敗が決まった。

日比野哲也vs今村陽一

日比野がベスト8で対戦するのは、現時点でのランキング2位である今村陽一。追走バトルでは高い勝率を誇るドライバーで、一瞬たりとも気を抜けない相手だ。後追いの1本目はラインが小さく、さらに1コーナーでアンダーステアを出す。そして逆転を賭けて臨んだ2本目は、1コーナーで追突され姿勢を乱してしまう。原因は日比野が失速したせいもあるが、マシンを止められなかった今村のほうが減点は大きく、日比野が準決勝に!


日比野哲也vs時田雅義

準決勝で日比野と対戦したのは、昨シーズンからゼロクラウンを投入した時田雅義。後追いの1本目は「オーバーテイクか?」と思わせるクロスラインで攻めるが、2コーナーで引いた瞬間にドリフトが戻る。先行する2本目も全開でミスなく走り切ったものの、時田も減点はナシ。2日間に渡って続いた日比野&ハチロクの快進撃も、残念ながらココでストップ。しかし、非力なマシンで格上のハイパワー車と互角に戦った日比野の姿は、ギャラリーの記憶に焼き付いたことだろう。


観客を沸かせた野村選手の走り


 前日の第3戦よりも気温が上がり、マシンもドライバーも苦しんだ第4戦。ダンロップワークスは連勝こそ逃したものの、日比野が「ハチロクには不利なコース」といわれた岡山国際サーキットで、見事な成績を残すことができた。またベスト16で惜敗したエースドライバー野村も、ポイントランキングでは1位のまま。シーズン後半に向け、最高のポジションで折り返したといえるだろう。次戦は8月29日と30日のエビスサーキット南コースで、今回と同じくデュアルファイナルズだ。野村を筆頭とするダンロップ勢は、そこでも熱い走りを見せてくれるに違いない!


ユニークな登場シーンはもうお馴染み

野村選手コメント
「初めてのデュアルファイナルズは、気温が高いせいもあってヘトヘトです。ただ2日連続で走るのでコースに慣れ、2日目はより精度の高い走りができるようになるので、お客さんにも喜んでもらえるかと思います。今回はちょっと残念な結果だったけど、シリーズ争いを盛り上げたと前向きに考えて、次のエビスでは開幕戦に続く優勝を目指したいですね。みなさん、また応援をお願いします!」


デュアルファイナルズを終えたマシン

阿部監督コメント
「暑さとデュアルファイナルズで、我々チームスタッフもとにかく疲れました。ただしスペアパーツの量にも限界があるので、トラブルが出るかどうかは運しだい、ってところだと思います。第5~6戦までは2カ月あるので、昨シーズンの富士から使い続けているエンジンをオーバーホールする予定です。ポイントランキングはかろうじて首位を守っているようなので、次のエビスも頑張ります!」

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