第4戦 6月10日(日) スポーツランドSUGO
Rd.4 Report

スタートはダンロップアーチ真下から

 前回の鈴鹿サーキットでは、不本意な結果に終わったダンロップワークス。しかし、第4戦が行なわれるスポーツランドSUGOは2006年に野村選手が優勝するなど、相性のいいコースでもある。テクニック、マシンとも円熟の域に達した野村選手、トーナメント上位が指定席となった日比野選手、どちらにも優勝のチャンスはあるだろう。現在のランキングは野村選手が6位、日比野選手が7位。シリーズを狙うには、そろそろ今シーズン初優勝を決めて勢いに乗っておきたい。

日比野選手は残念ながら1回戦で敗退

 予選は両者ともシードのため免除。1回戦は雨こそ降っていないものの、路面は完全なウエットという状況だ。まずコースインしたのは野村選手。1本目がコースアウト、2本目も失敗と滑りやすい路面にやや手こずっている様子。しかしそこは大ベテラン、3本目にアングル/ライン/スピードとも完璧という走りで100点満点を獲得する。いっぽう日比野選手は、1本目と2本目は無難に決めるもスピード不足とコメントされる。そしてスピードを上げて挑んだ3本目はスピンを喫してしまう。結果、17位でベスト16進出ならず。1回戦で姿を消すこととなった。

手塚選手を引き離す野村選手

 野村選手がベスト16で対戦するのは、スカイライン使いの手塚強選手だ。深い角度に派手なスモークと、走りのスタイルが似ているこの両者。だが、過去の3度の対戦ではマシントラブルもあったが未勝利と、相性の悪い相手といわざるを得ない。しかし、この日の野村選手は違った。先行の1本目、2コーナーの立ち上がりで手塚選手をわずかながら引き離す。その他のコーナー、また2本目はイーブンだが、その小さな差が決め手となった。大接戦を制し、野村選手がベスト8進出と手塚選手に対しての初勝利を手に入れた。

野村選手、痛恨のスピン

 そして、ベテラン平岡英郎選手を対戦相手に迎えてのベスト8。平岡選手は1コーナー進入の角度がやや浅く、野村選手にアドバンテージがあると思われていた。だが、スタート直前に降り始めた雨が明暗を分ける。後追いでスタートした野村選手は、持ち味である深い角度での進入を試みるが、予想以上に路面のグリップが低く1コーナーでスピン。圧倒的に不利な状況で挑んだ2本目、平岡選手はクレバーな走りに徹しノーミス。急変した天候に足をすくわれた形の野村選手、惜しくも準決勝への進出は叶わなかった。ほか、ダンロップユーザーではS15を駆る猪瀬徹選手が予選、1回戦とも100点を獲得し、5位に食い込み健闘をみせた。野村選手、日比野選手には次戦・エビスサーキットでの巻き返しとシリーズ争いへの参入を期待しよう!
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ニュルブルクリンク2014